『はぁー…』 書類を棚にしまいながら、オフィスの窓から空を見上げた。 透き通った薄水色の空と白い雲。 夏はすぐそこに来ている。 季節も感じ取れないほど、日々を過ごしていた自分に驚いた。 そうだ、また髪、切ろうかな。