もう、お昼の時間は過ぎていたけれど、マスターからバーべキュウのセットを借りて昼食兼夕食のような食事をすることにした。


近くのスーパーで、食材を購入。


「やっぱ、肉はかかせないよな。それと…」


『航太、ウインナー入れてよね。あっ、チョリソーも』


「野菜もないとな」


「えー、ピーマンはなし。なし」


「何言ってるんだ。柚。好き嫌い言わない、何でも食べる」


「何、先生。せっかく出かけてるに学校口調じゃん」


潮風と一緒に食べるとこんなにもおいしく感じることを知った。


「和奏、食いすぎ。太るぞ」


『いいじゃん。だっておいしいんだもん』



それから、貝を拾ったり、話したり海辺での時間を満喫した。