私がストラップ作りをしている間、航太カウンターにあったアルバムを見ながらマスターと話をしていた。 コーヒーのいい香りと共に、穏やかな時間が過ぎる。 「また、来てもいいですか」 「もちろん。大歓迎だよ。待ってるよ」 マスターにさよならをし、車に乗った。