「私、焼きそば食べたいな〜〜!」


「お、買いに行こうぜ☆」


楽しそうに話す2人の後ろで、無言が続く私たち。



"とにかく、負ける気しませんから。"


あの子の真っ直ぐな優ちゃんへの気持ちに、正直驚いた。



それに、その気持ちに応えてた優ちゃんに対してもモヤモヤする。


これからもそんな風に2人が一緒にいたら、私に飽きてあの子の方にいってしまうかもしれない。




……あー、考えすぎて疲れてきた。






「桃さん、具合悪いの?大丈夫?」


ホラ、すぐ私の変化に気づく。


弱るなぁ〜。