「あの〜…宮田先輩っ!」
昼休み、食堂でダイとカレーを食べていた。
声に顔を上げると、目の前には茶髪にくるくると綺麗に巻かれたミディアムくらいの髪で、小さな背丈の可愛らしい女の子。
その隣に二人女の子が立っていた。
なんじゃ?このギャル軍団は?!
「お、俺のこと??」
「はいっ!!!宮田先輩とお話ししてみたくて……いつも3年生といるじゃないですか?」
桃さんのことかな……?
「あ〜。」
「あのっ!お昼ご一緒してもいいですか??」
って言う前に……
「座ってんじゃん!」
強引なその子の姿に思わず笑ってしまった。