「……ちゃん。……タケちゃん!痛いよ!」
力強く掴まれてる腕が痛い。
優ちゃんといたこと、怒ってるんだよね……?
優ちゃん、ドキドキすることばっかり言うから、一瞬気持ちがグラついた。
「なあ、桃。」
突然足を止めたタケちゃん。
「俺、たぶんこれからも桃を泣かせてばっかりになる。」
「なんで?」
振り返ったタケちゃんの顔は、いつになく真剣。
「今の俺は、桃より大学生活の方が大切だ。」
タケちゃん……?
それはどういう意味??
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