電話を切ると、私は一人で屋根裏部屋に向かった。
私が電話してるから、
おばちゃんが蓮くんに晩ごはんを運んでたのが見えた。
階段は重くて、私には持ち上げられないけど…私と蓮くんが愛し合ったこの場所で一人になりたかった。
私は服を脱ぎすて、ソファーにかけてある毛布に包まり、蓮くんに抱かれているときのことを想像した。
それだけで、体が熱くなる。
息が上がって、熱を帯びてくるのがわかる。
「…蓮くん…」
私は、涙を流しながら毛布に包まり…いつの間にか眠りについていた。
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