ふぅー。やっとリビングに着いた。
この家無駄に広いんだよねー。10分もかかっちゃったし。

ガチャ、ギュ、 ドカ←お父さんバージョン
佑都「梓、ひどいよー。」

『なに?逝きたいの?』

佑都「ご、ごめんなさいぃー!」

そーゆーくらいなら、最初っからするなよ。

彩「あ、梓。遅かったじゃない。何してたの?(黒笑)」

母様その笑顔しまってください。

『えっと、蒼にぃとお父さんの相手してました。』

彩「あら、そうなの?お疲れ様♪」

他人事みたいに、あ、そう言えば何かあるのかな?

『ねぇ、お母さん。なにか用があったの?まだ、6:30だよ?眠いんだけど。』

彩「あ、そうそう。佑都ちょと来て。」

佑都「なんだ?彩」

そう、私の両親は今でも名前呼び。

彩「あのこと話すわよ」

佑都「あぁ、わかった。」

2人して何だろ?

彩、佑都「梓には竜崎高校に行ってもらうから。」

あー、高校ね。
ん?コウコウ...こうこう...高校。

『はあぁぁぁぁああ!!?何で?私は高校なんて行かなくてもいいじゃん!』

そう、私は7歳の時にアメリカの超有名なh大学を主席で卒業してるの。
飛び級でね。

彩「なぁに、梓。まさか行きたくないとかいうの?逝くわよね?(黒笑)」

か、漢字か違う。

『は、はい!生きたいので、行かさせていただきます!』

彩「で、今日からだからね!」

『はぁ!?今日から?聞いてないっ!!』

佑都「だって、言わないほうが面白いじゃん?」

ほんと、この2人はやることがめちゃくちゃだよ。

佑都「はい、これ変装道具だぞ。くれぐれも素顔がバレないようにな。」

そう言われて渡されたのは
茶色の肩までのウイッグに茶色のカラコンに赤紫の伊達メガネ。

『素顔はバレちゃダメだもんね。ま、制服が可愛いからいいや!』

佑都「気に入ってくれてよかった。」

蒼「ん?梓、その制服ウチのところぢゃねーか!」

舜「と言うことは、同じ学校なのか!」

蒼「やったな、梓!」

『うん!舜にぃと一緒なんて嬉しい!』

蒼「え、俺は?」

『着替えてくるね!』

蒼「無視……」

「「「(蒼、かわいそうに。)」」」