振り向いた私は今まで見たことの無い真剣な顔で



ソラは私を見ていた



私の胸は高鳴った



数秒間、時間が止まったみたいだった



沈黙を破ったのはソラだった



「俺も咲夜好きだよ。っていうか付き合ってるつもりだったんだけど……」



ソラの言葉にビックリした私は



「えっ?だってソラは私のこと好きだっていったことないじゃん!!」



って私が言ったらソラは



「あー、言ったことなかったけ。けど、普通気づくだろ?毎日会ったりしてるし」



って言ってきたから



「私は子供なんだから言ってくれなきゃわかんないよ!!」



泣きながら私は言った



そんな私を見てソラはわたしの頭をポンポンって叩き


「ごめんごめん。そうだよな。俺が悪かった」



ソラはそう言ってわたしを抱き締めてくれた



私は抱きしめられたことが恥ずかしくて



流してた涙は止まってしまった


初めて思いが通じあって嬉しかった



これからもずっとソラが大好きで



いつかソラのお嫁さんになることが 



私の夢になった