誰もいなくなった河川敷でわたしはそっと息を潜めてホタルの光を見ていた

ほわほわと漂う光は夜空の星が川に零れたみたいに光る

辺りは幻想的な雰囲気に包まれていた

ホタルの光は雄が雌を呼ぶ愛の儀式だという

だとしたら今、まさふみ先輩に会いたい

会って抱かれたい

心の底からそんな想いが溢れだす