マジか、と若干肩を落とした純平の反応とは異なり、美紗は何故かプリプリ怒り始めた。
「美紗、何ふくれてんの」
「なおのこと見張ってたわけ? あの人! ストーカーじゃない!」
……いや、違うって。
彼は別にボク単体を狙って個人的につけ回していたわけじゃなくて、あくまでも生徒会の仕事の一環として、ボクら3人セットの様子を窺っていたワケだし。
結果的にこうして助けてもらえることになったんだからありがたいことじゃないか。
納得のいかない様子の美紗を何とかなだめつつ、廊下の突き当たり、生徒会室に到着した。
一応礼儀としてドアを2回ノックして、返事を待ってから、ドアを開ける。
「美紗、何ふくれてんの」
「なおのこと見張ってたわけ? あの人! ストーカーじゃない!」
……いや、違うって。
彼は別にボク単体を狙って個人的につけ回していたわけじゃなくて、あくまでも生徒会の仕事の一環として、ボクら3人セットの様子を窺っていたワケだし。
結果的にこうして助けてもらえることになったんだからありがたいことじゃないか。
納得のいかない様子の美紗を何とかなだめつつ、廊下の突き当たり、生徒会室に到着した。
一応礼儀としてドアを2回ノックして、返事を待ってから、ドアを開ける。