その後それぞれが抱えている【想い】を、ボクらは誰ひとりとして表に出さなかった。
普段通りに登校し教室に着くと、ボクと純平のロッカーには既にいくつかのチョコレートが入れられていた(当然のことながら、純平の方が数が多いし本気度も上に見える)。
小さく舌打ちしてそのままロッカーの扉を閉めた純平同様、ボクもチョコを見なかったことにする。
それから普段通り授業を受け、休み時間にはまた少しだけ勉強もさせられた。
さすがに美紗も考えたのか、昨日くらいグッタリするほどの詰め込み式ではない。
休み時間ごとに誰かしらが純平を呼びにきたけど、彼は全ての呼びかけをバッサリと瞬殺していった。
普段通りに登校し教室に着くと、ボクと純平のロッカーには既にいくつかのチョコレートが入れられていた(当然のことながら、純平の方が数が多いし本気度も上に見える)。
小さく舌打ちしてそのままロッカーの扉を閉めた純平同様、ボクもチョコを見なかったことにする。
それから普段通り授業を受け、休み時間にはまた少しだけ勉強もさせられた。
さすがに美紗も考えたのか、昨日くらいグッタリするほどの詰め込み式ではない。
休み時間ごとに誰かしらが純平を呼びにきたけど、彼は全ての呼びかけをバッサリと瞬殺していった。