小さい、可愛い、女の子。
もっといじめたい。


壊したい。


――壊したい?
違う。
守りたい、だ。

ああ、でも、やっぱりいじめたい。


そのまま反転して、ボクは彼女をベッドに押し倒した。


「ねえ、こういうのが好きなの?」

抑えつけるように跨って動きを封じてから、片手で美紗の頬を撫でる。


どんどん赤くなって目尻にうっすらと涙をためた美紗が、本当に可愛くて愛おしかった。
その顔が、もっと見たい。


もっと困らせたら――、もっといじめたら。
ねえ、美紗はどんな顔見せてくれるの?


――バフッ!!