携帯に目をやると11時過ぎていた。
そろそろ、二時間経つ。
おそらく次のホストが最後で、二時間経つからまた違う店に行こう。
……なんてことを考えていた。
『失礼します。キラです。』
アタシは驚いた。
まさにS○PH○Aの松○充ソックリで。
超好み。
いや、でも、所詮ホスト。
てか、名刺がない。
新人?
いつもならこんな質問なんかしないけど…
「新人なの?」
『え?違うよ。もう1年以上ホストしてるよ。頂いてもいい?』
アタシは頷くと、慣れた手付きで自分のお酒を作り出した。
『じぁ、乾杯。』
「あ、乾杯。」
なんだろ、この穏やかな感じ…。
良く言えば、縁側でお茶を飲む年寄り染みた空間。
悪く言えば、脱力感、ヤル気がまさにありません的な空間である。
まあ、アタシはそんな空間は嫌いじゃない。
接客業…さらに指名取らなきゃいけないこの仕事で競争心が感じられないこの感じ。
珍しい人発見…。
そろそろ、二時間経つ。
おそらく次のホストが最後で、二時間経つからまた違う店に行こう。
……なんてことを考えていた。
『失礼します。キラです。』
アタシは驚いた。
まさにS○PH○Aの松○充ソックリで。
超好み。
いや、でも、所詮ホスト。
てか、名刺がない。
新人?
いつもならこんな質問なんかしないけど…
「新人なの?」
『え?違うよ。もう1年以上ホストしてるよ。頂いてもいい?』
アタシは頷くと、慣れた手付きで自分のお酒を作り出した。
『じぁ、乾杯。』
「あ、乾杯。」
なんだろ、この穏やかな感じ…。
良く言えば、縁側でお茶を飲む年寄り染みた空間。
悪く言えば、脱力感、ヤル気がまさにありません的な空間である。
まあ、アタシはそんな空間は嫌いじゃない。
接客業…さらに指名取らなきゃいけないこの仕事で競争心が感じられないこの感じ。
珍しい人発見…。