やっぱりさ、

昔も今も


アンタは変わらないね。


あたしは、その、

吸い込んでしまいそうな

瞳が好きだよ。


でも、あたしは知らなかった。


アンタの表面だけを

見てきたんだな。


アンタのその

瞳の奥に、

あれほどの寂しさを

抱えていたなんて…。



あたしは、全部を

知ってると思ってたのに、


全然だったんだね。





アンタはどーして

教えてくれなかったの?






きっと、

あたしたちはまだ若すぎた。