やっぱりさ、 昔も今も アンタは変わらないね。 あたしは、その、 吸い込んでしまいそうな 瞳が好きだよ。 でも、あたしは知らなかった。 アンタの表面だけを 見てきたんだな。 アンタのその 瞳の奥に、 あれほどの寂しさを 抱えていたなんて…。 あたしは、全部を 知ってると思ってたのに、 全然だったんだね。 アンタはどーして 教えてくれなかったの? きっと、 あたしたちはまだ若すぎた。