「母さん」は買い物へ行ってくると言ってずっと帰って来なかった。
もう何日たっただろうか。
心配で落ち着かない。

私は街に出た。
人がにぎわう場所に。
家は静かすぎた。
自分の息の音。
、、、途切れてしまいそうなか細い息の音、、、

街はうるさいくらいににぎわっていた。
そして、その中に「母さん」の姿 、、、
やっと見つけた。私の大切な人。
どこに行っていたの?

嬉しさという感情をもとめて、「母さん」に近づく。
でも、そこにあったものは後悔、、、

「母さん」、その子は誰、、、?