そう思っているとノーマンは何か考え始めたようで、腕を組み首を唸らせる。
「年齢が重要って……まるで歳を知られなくない女の子みたいだね」
「…は?」
急に何を言うかと思えば…
歳を知られなくない女の子みたい?
「だってそうだろう?まぁ、女の子に年齢を聞くなんて言語道断だけど、大抵女の子嫌がるじゃん」
「いや、知らないし」
そこまで女と関わらないから、そんな詳しいことわからないし。
でも…年齢を知られなくない女の子みたい。か…
ノーマンの言葉を思い出すと、何だか急に笑いが込み上げてくる。
何だか久しぶりに笑った気がする。
それにノーマンって、そこら辺の奴らとは何かが違う。