それから藤堂さんに袴を数着もらって、着替えることにした。
着替え方はもちろん知ってますよ!
えっへんっ!
「じゃあ、着替えたら呼んでくれな?」
「はい、ありがとうございます!」
藤堂さんが部屋を出たのを確認して袴に目を向ける。
まだちょっと大きいなぁ…。
切っていいかな…いいよね、貰ったんだし!
藤堂さんも小柄とはいえ165はありそうだよね。
わたし、154しかないんだけど。
考えながらとりあえず袴を切った。
刃物は部屋に転がってたのを適当に拝借しました、てへぺろ←
「ん、こんなもんかな?」
袴を切ったあと着てみて軽く体を動かしてみて満足した。
「着替えたかー?」
部屋の前で襖越しに声をかける藤堂さんに
ニヤッ、と不敵の笑みを浮かべる。
確かこの時代の女性は素肌を見せないんだよね…ふふふふっ、どう反応するかな♪
ニヤニヤとしながら「着替えましたよー」と襖越しに声をかける。
藤堂さんは入るぞー、と声をかけ襖をあけた。