「あっ、土方さん。」
「あぁ?」

まだ用があんのか…と
少し眉間にシワをよせ総司をみる。



「つばさ…あの子、これからどうするつもりなんです?女だと隊士達には知られてますし今更男装は無理でしょ?」


「あぁ…」

その言葉に一層眉間のしわが増え目をそらす土方の様子に



?珍しいな…土方さんもしかして何も考えてない?

「土方さん?」

「チッ……。
とりあえずあいつの考え聞いて見ねぇとわかんねぇが、ここにいるなら俺の遠い親戚にでもして誰かの小性につけるつもりだ」

「あぁー…なるほど!」

「わーたら、ささっといけ!」

「はいはい、失礼しましたー」



ー…スー…トンッ…

納得したように頷き今度こそ土方の部屋をでていった。


土方も軽くため息をつくと机に向き直り筆を走らせる。