「廣瀬さん!」


舜哉くん…?


「舜哉くん…生きてるの?」



私はすごく明るい世界で
あなたを見つけた。

そこはまるで
夢のようにきらめいてて…

ぎゅっ…



「廣瀬さんの声も笑顔も温もりも匂いも
俺はずっと忘れないよ。」

「舜哉くん…私もずっと忘れない。
ずっと一緒にいようよ…。ねえ…離れないで。」




私は涙が溢れていた。


「…ううん。もう一緒にはいれない。
俺はもういない。」


やだ…っ!
そんなこと言わないで…っ




「でも…

廣瀬さんの心の中に

俺は生きてるから…。


だから、ずっと一緒だよ。」




舜哉くん…