舜哉side





ガクン…っ



「舜哉くん…?





いや…いやあーっ!!!」







廣瀬さん、
ごめん。

俺に残された時間がもうなかったこと、

黙っててごめん。

最期に廣瀬さんといれたことに

感謝してるよ。



「好きだよ。」

って言ったら

「私も。」

って言う優しい君を

一人にするのは辛いけど


きっと大丈夫だろうなあ。

君ならきっと。