数日後 俺は学校を休んだ…ずるやすみだ

「なぁ…優輝。前から気になってたんだけどさ、幸輝って昔なんかあったの?」

「あんまり人に話していい話じゃないんだ…でもあいつあー見えて意外と話すだろ?だけど恋愛系の話苦手なんだよなーww」

「そうなんだ…何か悪いな!でも恋愛系の話苦手なんてあいつも意外と子供だなw大人ぶってるのに!」

「本当だよな!あいつピーマンとか嫌いだからなーあれ?江もかww」

そんなぐだらない話をしているうちに俺たちはそれぞれの家に帰っていった。

ピンポーン チャイムの音で目が覚めた

だるい、誰だ、眠い、寒い…ピンポーン

またチャイムが鳴った。俺は重い体を引きずって玄関に向かう

ガチャ 「はい」 「よお!今日学校休んだなw」

チャイムの犯人は優輝だ。

「なー幸輝…」 「な、なんだよ…」

「さみーんだけど」 「仕方ねぇな」

優輝を部屋によんだ。優輝が俺の部屋に来るのは日常茶飯事だった。でもこの時はいつもの楽しい会話ではなく、俺の…俺の昔についての話だった