「奈々代ちゃん、僕もついていくよ」



ニコっと笑って
わたしのとなりに並ぶ変態。


「変態はお断りー」


「あはは、僕のこと変態って

 言うの、奈々代ちゃんだけだよ」


「嘘っ!?」


そんな話をしながら
海の家へ向かった。