「ねぇ、なな・・・・・・」


大きくため息を吐いたとき



魅音が低い声でわたしの名前を呼んだ。



「な、なに?」


びっくり。
魅音、低い声でるんだ・・・・・・


「言おう言おうと思ってたんだけどさ、

 なんで昨日僕に電話しなかったの?!」