今日はお仕事の入っているたれ目は
来てないわけで。


なぜかみんながわたしの名前を呼んで
入ってきた。



「あ、ぅ・・・お、おと!

 あっちから足音がしたの!」


「でも・・・・・・何もないよ?」


カウンターを覗き込むエセ紳士。


そんなわけないよ!


さっき黒い影が浮かんだ気がしたし・・・