どうしたんだろう?



「魅音? 大丈夫」


「だ、だい、じょ・・・・・・」


震えた声をだす魅音。


おかしい。


「魅音?!」

さっきまで魅音がいたシャワーの方に
わたしは近づいた。


足にぶつかった何か。

それが魅音の手だと分かる。