寮の玄関を開けると、


そこには腕を組んで立っている
百合子がいた。



「ただいま、百合子」


「奈々代! 説明してもらいますわよ?」


「はい・・・・・・」


とりあえず、部屋に帰らしてもらって

部屋・・・わたしと百合子の部屋、とゆうか
寮の部屋全部そうだけど

部屋のなかにふたつ個室があって
寝室は別々で寝ている。