英語が苦手な詩音は戸惑う。

今、少女が何を言ったのかも分からない。

「え、えっと……Ok。Yes Yes !!」

分からずに笑顔で言うと、笑い声が聞こえた。

みると、叶亜がいつの間にか部屋に入ってきて大笑いしていたのだ。

「君は英語も喋れないのか。ますますバカだな。ハハハッ」

そんなに笑わなくても……。

「じゃあ、今彼女はなんて言ったんです!分かるんですか」