『それなら、良い所知ってる』

「えっ?良い所?」

『うん。商店街になんでも相談にのってくれる喫茶店のマスターがいるんだって』 

その愛月の言葉を信じて、詩音は商店街に行くことを決めた。

だがこのあと私は、商店街に行ったことを
後悔することになる。