「君の小さい頃の思い出話を聞いてもらいたいのなら、ロリコンオヤジにでも聞いてもらえ。バーカ」 小枝を庭に投げ捨てると、叶亜は瑠花の後ろに続いて行ってしまう。 ほんとにあの人は……っ! 沸き上がる怒りを抑えて、詩音は瑠花と叶亜の後を追った。