「まあ、安心しろ。犯人はわかったし、この事件は解決した」

「えっ?でも、犯人は愛子さんなんじゃ……」

詩音の瞳が見開く。

「真実は明日の朝。リビングで推理ショーを行うよ」

「……怖い気もしますけど」

容疑者になってるのは、みんな自分の知り合いたちだ。

その中に犯人がいるなんて……。

考えたくない。