「誰よ!!誰が……私に罪を!!」

「見苦しいわよ。いい加減罪を認めなさいよ」

友美が愛子に詰め寄った。

「あ……まさかあんた?遺産を私に取らせたくないから私に罪を……」

「そんなわけないでしょ!!私はあんたと違って、大司さんを愛して……」

「よく言うわよ!コックと不倫してたくせに!!」

友美が唇を噛み締める。