愛子がバツが悪そうに目をそらす。

「……愛子さん?」

「まさか、あなたが大司さんを!!」

友美がソファから立ち上がり、愛子を睨み付けた。

「ち、違うわよ!!大司さんを殺したのは私じゃない!!本当よ!」

「じゃあ、言ってごらんなさい。アリバイを」

友美の勢いに負けたのか、愛子がぽつりと話始めた。