この人なんなの!?大嫌い!

 
「もう知りません!彼女も辞めますから!」

っていう、捨て台詞を残して家の近くの公園へ向かった。


 ......あーあ。せっかく初彼氏だったのにな。どうでもいいけど。




向かった公園には、私の嫌いな種族の人達がいた。
 
「なーんか、最近つまんねぇよなァ〜?」

「なんか面白いことないのかねぇ~」


今のうちに早く通りすぎよう.....


「おぉ?見ろよ竜、あそこにスッゲェ美人がいるぜ」

「おお。でかした醒。  オイ、そこの女。」

ま、まさか...わたしじゃぁ...ないよね...?


「オーイ。聞いてますかあ〜」

こ、怖い...

でも、どんどんこっちに近づいてくる足音は止まらない。


ガシッ
「つーかまーえた♪」


「やっ...!離して下さいっ!痛っ......!」