「バカ―――――!!!!!!」


そう言って

走って

リビングに

入っていった成美。


俺は靴を履いて

部屋を出ようとした。


すると、成美が

リビングから

ヒョコっと

顔をだして、

「いってらっしゃい…」

と言った。


まじ、そういう仕草が

ダメなんだって――…。


「なるちゃん

襲うよ――…?」


「な…っ」


再び赤くなる顔。


本当、

可愛いんだから。