すると、

真帆ちゃんの腕が

俺の腰に絡み付いた。


「優介くんのこと…

好き――…?」


俺は今なら

胸張って言えるよ――…?


「巧が好き」


真帆が好き。ってね。


こうして俺たちは

いとも簡単に、

長い長い

片思いが終わり

新しい恋が

始まった――…♪


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