優介…っ

優介っ

優介――…っ。


好き――…。

大好き――…。


ずっと一緒にいてね。


私を…

離さないで――…。













「成美…」


誰かが私を

呼んでいる――…。


この声は…

優介――…。


「よく頑張ったな…♪」


そう言って、

優しく私の頭を撫でた。


「大好きだ――…」


おでこに

柔らかい感触がした。


「絶対に…

離さない――…」


そこで、私の

目覚めかけた

意識が無くなった。


また深い眠りについた――…。