「それでは、ロミオとジュリエットの
 役を決めたいと思います。」

「立候補にする?それとも推薦?」

皆が話し合ってる中、私は峯ちゃんを
ガン見笑

さっき詩織にも見過ぎっていわれてしまった。
あー、やっぱかっこいいな。

私がそんな事を考えてるうちに、話は
進んでいたらしく、
司会をやっていた、学級委員が私の前に
来て、

「鈴木さん、ジュリエット役決定です!」

え?なんていった?
ジュリエット役って、

「え、えええええええ???」

私がジュリエットなんて、無理だよ!

「推薦で鈴木さんに決まったんだよ?
 鈴木さん綺麗だし、声もジュリエットっ
 ぽいから、選ばれたんだよ!」

学級委員の話、全然聞こえないくらい、
衝撃的だったし、
ジュリエットって、かわいい子がやんなきゃって!!

「え、でもジュリエットはかわいくて、
 綺麗な子がやるんじゃ。」

「だから、鈴木さんでしょ?」

え?なにを言ってるんだ。

「私は全然当てはまらないじゃん??」

そう言いながら、峯ちゃんの事をちらっと
横目でみてたら、
峯ちゃんがいきなり立ち上がって、

「ようするに、お前はかわいいし、綺麗っ てことだ!ジュリエットよろしく!」

峯ちゃんそれはダメだよ、
学級委員の話まとめたんだろうけど、
峯ちゃんの口からかわいいとか、綺麗とか
言われたら、私倒れちゃう。
やばっ、こんなに私峯ちゃんにぞっこん
なんだ///