ドキドキ
やばい。私の心臓の鼓動が速すぎて
聞こえちゃいそうで、

峯ちゃんと二人っきりの練習。
ドキドキしすぎて、演技に集中できません!!!

「あなたを一人で、死神のところには
 いかせない。」

「あぁ、ロミオ!どうして私の分の毒を残しておいてくれなかったのですか!」

「いい感じだな!」

「は、はい。」

「セリフも覚えるの早くないか?
 今日、言ったのに。」

ふふ、峯ちゃんを見てると自然と口角が
上がってしまう。

「ちょっと休憩しよっか!」

「はーい」

私の隣の椅子に座って、お茶を飲んでる
峯ちゃん、
横顔もかっこいい
少し切れ目なところとか、
男の人らしい首筋とか、
がっしりしてる体とか、
って私は変態か!!

「おーい、鈴木。にやけて怖いぞ!」

あ、やば、
顔に出てた 汗