そして、バスケに毎日通ってハードな週を終えた次の日、学校でどこかで見かけた顔に会った。
「おっ!もしかして、理沙ちゃん?久しぶりだねー」
わかった。この男の子は私が初めてクラブに通い始めた時に話しかけてくれた子である。
「こんにちは。お久しぶりです」
それからも他愛もない話をして、1番聞きたかったことを思い出した。
「あの、ずっと気になってたんですけど…」
「なんだ?」
「名前、なんですか?」
私が聞くと、彼は悪い悪いと笑いながら名前を教えてくれた。
「俺自己紹介してなかったんだな。はじめまして!裕太です。会いたくなったらいつでも来てね!?」
そう言って、裕太先輩は仲間の大輝と拓磨を紹介してくれた。
テンションが高すぎてついていけないけど、なんだかんだいって裕太先輩と話すのは楽しい。
「…あの、大輝先輩も拓磨先輩も、バスケやってますか?」
「あー、やってるよ。ちなみに、俺のポジションは男子のキャプテンです!」
自己主張の強さに苦笑いしてしまったが、キャプテンなのは初耳である。
意外のはずなのに、どこか裕太先輩ならみんなをまとめられそうな、みんなが信頼できるような、そんな気がした。
「おっ!もしかして、理沙ちゃん?久しぶりだねー」
わかった。この男の子は私が初めてクラブに通い始めた時に話しかけてくれた子である。
「こんにちは。お久しぶりです」
それからも他愛もない話をして、1番聞きたかったことを思い出した。
「あの、ずっと気になってたんですけど…」
「なんだ?」
「名前、なんですか?」
私が聞くと、彼は悪い悪いと笑いながら名前を教えてくれた。
「俺自己紹介してなかったんだな。はじめまして!裕太です。会いたくなったらいつでも来てね!?」
そう言って、裕太先輩は仲間の大輝と拓磨を紹介してくれた。
テンションが高すぎてついていけないけど、なんだかんだいって裕太先輩と話すのは楽しい。
「…あの、大輝先輩も拓磨先輩も、バスケやってますか?」
「あー、やってるよ。ちなみに、俺のポジションは男子のキャプテンです!」
自己主張の強さに苦笑いしてしまったが、キャプテンなのは初耳である。
意外のはずなのに、どこか裕太先輩ならみんなをまとめられそうな、みんなが信頼できるような、そんな気がした。