ピピピピピッ.....カチッ 朝..? 「凛音ーーー起きてるかー?」 「翔ちゃん!おはよう、起きてるよ」 翔ちゃんはお隣に住んでる同い年の幼馴染みで、いつも私の世話を焼いてくれるお兄ちゃんみたいな存在。 「準備終わったらすぐ降りて来いよ!お前の家の前で待ってるから。」 「うん、急いで準備するね!」 翔ちゃんの自転車の後ろに乗って登校するのがわたしの日課。 わたし達、今日から高校2年生!