「やっぱ腫れてんじゃん!保健室行くぞ。」



花乃の右手を引いて保健室まで走る。




「先輩、大丈夫ですって!」




「んなわけないだろ!俺のせいだし!」





花乃は優しすぎる。



俺なんか守る必要なかっただろ。