陽大先輩の言ったとおり、家には悠哉先輩しかいないみたい。



…ていうか、悠哉先輩、私服だ。


私服って言っても部屋着なんだろうけど、わたしにとってはすごく新鮮。





「陽大に連れてきてもらったのか?」



「はいっ。」



入れてもらった悠哉先輩の部屋で話す。





「陽大先輩んちに行くってだまされて…。」




「待って、じゃ、陽大んち行くつもりだったわけ?」



「…?はい。」