確かに上原さんは小柄な女の子だった。 「わたしは、上原遊(ユウ)っいうの。遊でいいよ。」 「じゃ、わたしは花乃でいいよ。」 そう言うと、2人でにっこり笑いあった。 「花乃ちゃんが入るならわたしも吹奏楽部にしようかな。」 「ほんと?一緒にやろっ。」 良かった、新しい友達ゲット! 可愛い自慢の友達。