「し…新八。や、やめてよ…く、すぐったい…」


「やめて欲しい?ならごめんなさいは?」


「ご…めんな…さい、」


「はい、やめた。」


新八はくすぐるのをやめて腰周りに腕を巻きつけた。


「くすぐったいよ」


「桜華が悪いんだろ?」


「はぁーい。」


「ったく。」


なんだか眠たくなって来ちゃった。


「新八ぃ…眠たいから。もう寝る…」


「なら、ここで寝とけ。俺が後で布団に連れて行くから。」


「う…ん……」


私は新八に甘えることにして眠ることにした。


「寝たか?」


「スースー…」


「ふわぁ…俺も眠くなってきちまった。少しだけ寝てからつれて…こ……」


結局2人とも寝てしまった。


そのあと厠で起きた兄上が2人に布団をかけた。