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夕餉を食べ終えて順番にお風呂に入ってたりした。
「桜華ー。」
ガラ
「しーっ。」
「わりぃ。」
風呂から上がった新八が部屋に入ってきた。
ちょうど私は部屋で2人を寝かし終えた所。
「丁度寝たの。」
「そうか。少し縁側で話さないか?」
「勿論よ。」
私は勝手場でお茶を淹れて新八が座っている隣の縁側に腰を下ろした。
「はい、お茶。」
「酒がよかった。」
「駄目。」
「ケチ。」
ぎゅう
新八はいきなり私の後ろにきていて後ろから抱きしめられていた。
「どうしたの?」
「疲れた…」
私の肩に顔を疼くめる新八。
なんだかくすぐったいや。
新八の髪が私の首筋に当たって。
「ふふ、お疲れ様。」
「…桜華こっち向いて。」
「何____」
ちゅっ
軽く新八に口づけをされた。
「新八…」
私が名前を呼ぶと新八は抱きしめる力を強める。
「苦しいよ…馬鹿」
「どこにも行かないか?」
「うん、行かない。馬鹿」
「そうか。時々お前が何処かに行っちまいそうでな。」
「心配しすぎだよ。私はどこにも行かないからね?安心してよ。馬鹿。」
「あぁ。そうだな。」
「当たり前だよ、馬鹿。」
「…おい、どさくさに紛れて馬鹿って言ってないか?」
新八は私を抱きしめる腕をほどいて腰に手をおいた。
「気のせいだよ。……馬鹿。」
「今絶対行ったよな?」
こちょこちょ。
腰のところで新八の手が動く。
く、くすぐったい