私は新八から顔をそらす。
「こっち向けって。」
「…嫌だ。」
「いいから。」
「…こっち向く代わりになんでもしてくれる?」
「あぁ。」
「じゃあ…私に接吻して?」
「今日はやけに積極だな。」
明日はもう皆の所に帰るんだから今日しか2人っきりでいられない。
「いいの!」
「でも、まだ昼間だぞ?」
ニヤニヤしながら聞いてくる。
「な、何言ってるの?接吻だけよ?」
「俺はそれくらいじゃあ足りない。」
「ダメよ。我慢して……っん。」
最後まで言えれず新八に接吻された。
何度も何度もされる。
「しん…ぱ……ちぃ、っんぅ。」
苦しくなって口を開けたら舌を入れられて深く深い接吻をされた。
「…はぁ、新八…の馬鹿。…けど、好き、大好き。」
「俺は愛してる。」
新八に耳元で言われて照れちゃう私。
「ううっ…。は、恥ずかしい。」
恥ずかしくなって新八の胸に顔を伏せると
「やっぱ、我慢出来ない。桜華を食べる。」
「……!」
「明日の朝になるまで今からしっかり可愛いがってあげねぇとな。俺の可愛い可愛い嫁さん、覚悟して。」
「…は、い。あたしの旦那様。」