抱きしめてくる新八。

さらに恥ずかしくなって顔を伏せた。

新「宿に行く?」

「なっ…!」

私は顔が赤くなった。

新「ここだと人いるし、それでもいいなら…」

「いかないし、やらない!」

私たちは今は町にいる。

幸いにも人は通ってない。

私は新八を引っ張って行こうとした。

ポタポタ…

「雨…」

新「宿に行って今日はもう歩くのやめて明日に帰ろ。」

「うん。」

私たちは近くの宿へと足を踏み込んだ。

その間何故か新八が恐ろしいくらいに笑顔だった。