「ところでみんなはさ。
ドラゴンの話、どうする?」


そう湊が切り出すと、一気に重い空気になる。


「俺は考え中だ。」


「私は……怖いです。
ドラコンと戦うなんて。」


萌乃の気持ちはとても分かる。


「今日はそれぞれ答えを出さないか。
みんなの答えは明日の朝で。」


「おう!」


「ところで、お昼ご飯はどうする?」


「みんなで、食堂に行きませんか?」


「いいじゃん、行こうぜ!」


「超お腹すいたー!」


というわけで、学校に戻って食堂へ。