「そうよ。
私達は王族の鈴宮家の長女と次女。

………でも、他の人には言わないで欲しいの。」


『!!!』


「マジかよ……。」


「それと、もう1つお願いがあるの。

私達に普通に接して欲しいの。
敬語とかはやめてほしい。」


「2人がそういうなら、もちろん!

それに……友達だろ~!!」


嬉しいっ!

今まではこの事を言うとみんな離れていった。


だから、湊のこの一言で私は泣きそうになった。


「本当にありがとう。

これからも……よろしくね♪」